
たまま折り曲げないこと。
(ニ)不発の時は、必ず5秒以上待って掛金を引き下げ、引金ピンを差し込み安全装置をしたあと薬きょうを取り出し交換すること。
(3)精和S・SI型
イ. ロケットに電線をとめてあるシールを外して電線を延ばす。この時電線を強く引張ると断線の怖れがある。
ロ. ノズルから出ている2本の電線(脚線またはリード線)はランチャーに接続するとき以外は必ず短絡(両線の裸部分を結ぶこと。)して置くこと。
ハ. ロケットは+50℃〜−30℃の範囲の乾燥した場所に保管すること。
ニ. 点火装置
S型………ロケットから出ている電線と点火コードとの接続は+−に関係なくどちらでも良い。また電池は通常約2年経過しても使用できるが、それ以上経過した時は、使用前に取り扱い説明書通りの発射操作を行い点火コードの両端をテスターで計り直流電圧が15V以上あれば十分使用出来る電圧がそれ以下の場合は市販の乾電池JIS. 006P2個を購入して交換すること。
SII型………特殊な電池を使用しており、年間20回程度の使用であれば、10年以上交換の必要はない。交換の必要のあるときは点火装置を外してメーカーに修理調整を依頼すること。市販されていない。
ホ. 発射の時、ランチャーの後方1〜2m以内には立ち入らないこと。
へ. 罪射咋の救命索は初速から推進薬の燃焼し切るまでの速力が大きいので、繰り出されている救命索が抵抗なくスムーズに出てゆくことが絶対的な条件である。少しでもお互いに絡んだりすると摩擦熱で切断してしまう。これを防ぐためには順序よく格納されている索が崩れて乱れないように扱うことと、使用し終わって回収した索は、「ローブたたみ器」を使用して正しくたたみ使用すること。また、こうした発射索を水に濡らして使用すると切断しない
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